東京の宇宙ベンチャー「ダイモン」(中央区)が開発した月面探査車「YAOKI(ヤオキ)」を載せた米企業の着陸船が日本時間7日未明、月面に着陸した。ただ、着陸の姿勢に問題が生じたといい、月面走行に向けた状況の分析を行っている。
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ヤオキを月面に運んだのは、米インテュイティブ・マシーンズが開発した着陸船「アテナ」。月面着陸には成功したが、予定していた直立姿勢ではなかったとみられる。
ダイモンによると、ヤオキからのデータは受信できており、機体の無事は確認されているという。民間開発の探査車では初となるヤオキの月面走行は、約5日後の予定とされていた。
民間による月着陸の経緯
民間企業の月着陸は、インテ…